空き家パトロールについて

家は人が住まうものであり、家に人が住み続けることを前提に地域社会は成り立っています。

空き家や空き地が増えると、衛生面や防犯防災面でさまざまな問題が生じてくることは

避けられません。
住人の居ない家屋は、庭や建物周辺の雑草が伸び放題となり、室内は換気が悪くなり畳は

湿気を含み膨張、壁紙にはカビが発生、床材は腐食し始め、全体の老朽化が進行します。
朽ちた家屋は目立つもので住宅地全体の景観を悪くするばかりでなく、場合に よっては

周辺地価の下落を招いてしまいます。
空き家は、不法に侵入した者が起居の場所としたり、未成年者のたまり場化を招く

危険性があり、不審火による火災の心配にさらされます。

また、空き地は不法投棄のターゲットとなりやすく、撤去時には所有者に コストが掛かって

きます。衛生面においても害虫の大量発生や捨て猫が住み ついたり、スズメバチの巣の放置等々、

周辺住民に危害が及び大きなトラブル に発展する危険性も考えられます。

これらが大きく社会問題化すると近隣や 町の崩壊にも繋がりかねません。空き家や空地の

放置は個人だけの問題ではありません。
そこで、当研究会は空き家・空き地を定期的に見回り、現況を写真や文書 にて家主様や家族の方に報告、不動産としての資産価値を安心して維持して 頂けることにお役に立てる事と地域の安全と発展に貢献したいと考えて おります。

 

大阪府の北摂エリアをメインに空き家・空き地の見回りやそれに関わるご相談に対応致して

おりますので、もしお困りのことがありましたら、どうぞお気軽に お問い合わせください。

 

※掲載写真はイメージです。